Immediate occlusal loading:即時咬合荷重
インプラント埋入後の臨床術式で、即日に対合歯との咬合接触のある状態で固定性または可撤性の補綴物を装着すること。
(glossary インプラント用語集 監訳:田中 收 ゼニス出版 より)
オールオンフォーによる仮歯の装着
イミディエートインプラントプレースメントと並ぶ最近のトレンド。
インプラント埋入直後に咬合(噛む)できることはインプラント治療をする者にとって長年の夢だった。
というのも偉大なブローネマルクインプラントのマニュアルに下顎で3ヶ月、上顎で6ヶ月の免荷期間をおくことと定められていたから。
昨今のインプラントの進化と技術の向上、および経験の蓄積により、どうやら荷重をかけても「だいじょうぶみたいだ」という具合になってきた。
但し、数本のインプラントでクロスアーチスプリント(前歯と左右の臼歯をぐるりと連結する)する。
オールオンフォーのこの術式の一種。