■ 2008年07月の日記一覧  
(2008.7.31[Thu])
ちょっとブレークということで
昨日の流れから
AAE(米国歯内療法学会)の話
を少し。

歯内療法というのは、俗にいう
神経を抜いたり、根の消毒を
したりする分野になります。

なんでそんな学会にいくの?
という話になりますが、

もちろん最新の歯内療法の勉強!

というのは半分
もう半分はちょうど開催時期と
開催場所が具合がよく
一緒に家族旅行も兼ねて
行けると思ったからでした。
実際、家族ずれの先生
多かったですよ。
 
(2008.7.30[Wed])
結構すごかったですね
ラジオでも言っていましたが
最近の雨はいきなりドカっと
降るのが特徴とか。

一昨年、4月に米国歯内療法学会
がハワイでありました。
ところがその時期、通常は
いい天気らしいのですが
あいにく数十年ぶりの
大雨とかで晴れた日が
1日だけでした。

学会が行われた
コンベンションセンター前の
道路は池のようになって
いました。

そういえばリゾート地で開催
される学会って人気がありますね
うまく時期があえば家族も
つれて行けますしね。
 
(2008.7.29[Tue])
これはアバットメントという
インプラントの部品です。

骨とくっついたインプラントに
スクリューで固定し、その上に
セラミックなどのかぶせ物をします

写真のアバットメントは
スプラインシステムのもので
セメントで固定(かぶせ物を)する
タイプのものになります。
 
(2008.7.28[Mon])
リプレイスセレクトの実物です。

写真に写っているインプラントは
直径4.3mm 長さ13mmで
まあ良く使われるサイズですね。

このインプラントはかぶせ物と
インプラント本体をつなぐ
アバットメントというパーツとの
結合がインターナルとよぶ
内側性(本体がメスになっている
で、みぞが耳のように見えるので
ミッキーマウスなんて呼ばれて
いたりもします。
 
2008.7.27[Sun]
天川歯科クリニックで使用
しているリプレイスセレクトは
インプラント表面に
タイユナイトという加工を
しています。

陽極酸化という処理のしかたで
表面の数ミクロンの火山の
噴火口のような穴に細胞が
入りやすくなっていて
骨とくっつきやすいという
うたい文句になっています。

実は、ノーベルバイオケア社は
このタイユナイトを出す前は
他社がざらざらに表面処理した
インプラントを多数発売するなか
かたくなに、つるつるした
インプラントを作っていました
そのため一時期は他社にシェアを
奪われていました。

タイユナイトのインプラントを
発売してからはなにか
ふっきれたような感じがします。
 
2008.7.26[Sat]
ノーベルバイオケア社は
ワールドツアーと呼ぶ
大会を世界各地で開催しています

昨年ラスベガスのMGMグランド
で行われた大会は
数千名の参加者を集め
盛大の行われました。

メイン会場はボクシングの
試合なども行われるアリーナです

このようなカンファレンスに
参加するとインプラントの
トップメーカーのすごさを
感じます。
 
(2008.7.25[Fri])
天川歯科クリニックで使用
しているもうひとつの
インプラントシステムです。

ノーベルバイオケア社の
リプレイスセレクトという
システムを使っています。

ノーベルバイオケア社には
もうひとつインプラントシステム
を持っていて(日本では)
それが、現在のインプラント治療
が大きく発展する
きっかけとなった
ブローネマルクインプラントです

まだ日本では
認可されていませんが
ノーベルアクティブという
インプラントもあります

欧米ではかなり前から
使われているものが
日本ではなかなか認可がおりず
いまだに使えないものも
ありますので
もう少しスピーディーに
やってほしいものです。
 
(2008.7.24[Thu])
一昨日から書いている
カルシテック社の
スプラインシステムですが
この名前の由来となっているのが
インプラントとアバットメントと
呼ばれるパーツの結合様式で
スプラインという
櫛の歯がお互いにかみ合うような
構造です。

このスプラインはヘリコプターの
ローターに使われている構造
らしくきわめてゆるみにくい
のが特徴です。

さて明日からは
天川歯科クリニックで
使用しているもう一つの
インプラントシステムの
ご紹介です。
 
(2008.7.23[Wed])
ハイドロキシアパタイトは
ご存じの方も多いと思います。

アパガードなど歯磨き粉にも
配合されている材料です。

HA(ハイドロキシアパタイト)
は骨や歯に多く存在し
体の重要な成分です。

HAコーティングインプラントは
高い生体親和性を利用して
骨と早期かつ強固に結合します

芸能人は歯が命

インプラントは骨が命

写真はHAを高温のプラズマで
コーティングしているところ
です。
 
(2008.7.22[Tue])
さて今日から天川歯科クリニック
で使用しているインプラントに
ついて解説していきたいと
思います

うちのクリニックでは
2種類のインプラントを使用
しています。

その一つがカルシテック社の
スプラインシステムです。

このカルシテック社は
1985年に世界初の
ハイドロキシアパタイト
コーティングインプラントを
発売した会社です。

このカルシテック社ですが
私がこのインプラントを
使い始めたと時は
独立した会社でした。

その後スルツァーという
会社に買収され
スルツァー・メディカ
カルシテック社になり

さらそのあとジンマー
という会社に買収され
現在はジンマー・カルシテック
となっています。

歯科業界もM&Aが激しいのですね
 
(2008.7.21[Mon])
いわゆるアンビュー

です。
ERなど医療系のドラマを
見ていると、時々登場します

緊急で運ばれた患者さんが
呼吸をしていない時に
このアンビューバッグを
使用して空気を肺に
送り込むものです。

酸素をつなぐホースも
ついているので、
高濃度の酸素も送れます。

まあ一生使わないで
すめばいいですね。
 
2008.7.20[Sun]
AED

です。
AEDについては皆さんご存じ
の方も多いと思います。
空港や学校など公共的な場所に
設置が進んでいます。

AEDは除細動器のことで
電気ショックを加えて
心室細動を除去するものです。

この機械は医療従事者ではない
一般のかたも使っていいことに
なっています。

もし天川歯科クリニックの
近くで必要な場合がありましたら
どうぞご使用ください。
 
2008.7.19[Sat]
静脈内鎮静法(IV−S)につかう
各種の薬剤です。

インプラントの手術には
局所麻酔(注射するやつです)で
行いますが、その本数が多く
なったり、骨移植など大掛かりな
手術のときに、天川歯科では
麻酔科の先生を呼んで、
静脈内鎮静法をして
もらっています。

静脈内鎮静法は静脈にとった
ラインから薬剤を流し
意識はありますが半分寝た状態
で楽に手術を受けられます。

主にミダゾラム(商品名は
ドルミカム)という薬を
使っています。

この薬は比較的作用時間が
短いのですが、
早く覚めさせたい時は
フルマゼニル(商品名
アネキセート)という
拮抗薬でミダゾラムの
作用を打ち消します。
プロっぽく言うと

リバースをかける

と言います。

手術が怖いという方にも
最適な方法です。
 
(2008.7.18[Fri])
デニス・ターナー先生

です。

やっとお会いできました。
先生はニューヨーク大学の
インプラント科の教授です。

審美歯科やインプラントを
勉強している先生で知らない人
はいないぐらい有名な方です。

特に1992年の歯間乳頭
(歯と歯の間の歯肉の事)
の論文はあまりにも有名です。

今回の台北のコースは
とても有意義な時間を
すごせました。

さて、次回からまた
歯科医院探検隊のシリーズに
戻ります。
 
(2008.7.17[Thu])
ターナー先生の講演会の

ポスターです。

漢字で書いてありますから
なんとなく意味がわかりますね
植牙というのはインプラントの
ことです。
訳してみると

現代インプラントの疑いない
世界的権威の先生

というかんじですか

ところで台北の街にでても
意味がわかるので
外国のようなそうでないような

住商不動産なんてお店が
何店もあったりして

まあ住友商事とは無関係と
思いますが
 
(2008.7.16[Wed])
台北101

という高層ビルです。

高さ509.2mで、地上101階
+地下5階からなり
最近まで世界一の高さを誇る
超高層ビルでしたが、
ドバイのブルジュ・ドバイ
の高さが2007年8月12日
531.3メートルとなり
世界一ではなくなりました

展望フロアまで上がろうと
思ったのですが長蛇の列で
あきらめました。

代わりにショッピングセンター
をブラブラしたのですが
地下のフードコートの巨大さに
びっくり!

そしてフードコートで鍋が
食べられることに
またびっくり!

代金を払ってお店からセルフで
自分の好きな席に鍋を運ぶの
ですかね。

日本でもやったら面白いかも
 
(2008.7.15[Tue])
最終日の夜に小籠包で有名な
鼎泰豐(ディンタイフォン)に
いって来ました。

行く前は重厚な造りの店を
想像していったのですが
かなりカジュアルな感じの店で
した。

店の前には人だかりができて
いて、かなり待つのかなと
思いましたが結構回転が速く
15分くらいではいれました

さすがに
ニューヨークタイムス紙で
「世界の10大レストラン」
に選ばれただけあり
おいしかったです。

しかし私がすごいと思った
のは、味よりも
スタッフでした。

実はうちのテーブルで頼んだ
小籠包が余ったので
隣のテーブルに差し上げたの
ですが、しばらくして
「料理がまだ来ていないですか
」と言ってきました。
鼎泰豐のスタッフが
テーブルの料理が少ないのに
気づき確認してきたのです。
これにはまいりました。

一緒にいった先生方も
絶賛していました
すごい店です。
 
(2008.7.14[Mon])
牛肉麺

です。
昨日のお昼に会場の近くの
お店で食べてきました。
赤いスープにうどんのような
太麺に牛肉がのっています。

まあ、写真を見てもらえば
すぐわかりますが。

お値段は180元で
日本円にすると大体4倍すれば
いいので720円位ですね。

お味はスープが少しコクが
足りない感じがしました。

今回は大と小があって、
大をたのんだのですが
ちょっと量が多すぎて
残してしまいました。

このお店のおねーさん
私が写真を撮っていたら

「写真とったら30%プラスねー」
と言われ

「え ほんと?」と
真面目に反応したら

「うそ」

と言われてしまいました。

お願いだからあまりいじらないで
 
2008.7.13[Sun]
昨日のマレーシアの先生の話

の続きです。
この先生とても勉強熱心で
講義の間、盛んにノートを
とって、休み時間になると
私に聞いてきます。

講義の内容が最近、話題と
なっている、ビスホスホネート
の話になると、なにやら
独り言を言いながら、盛んに
ペンを動かしています。

休み時間に早速私に聞いて
きました。

筆談も交えながら、内容を
理解したところ、どうやら
講義のなかででた
CTXテストに
ついてのことみたいです。

これはビスホスホネート服用
患者さんがインプラントできるか
の診断をするものだったのですが
マレーシアの先生は
「君のCTXについての見解を
聞かせて欲しい」といって
きました。

CTXについての見解・・・

そんなこと聞かれても
困ります。

だって、CTX

今日初めて知ったんですから

正直に言いました
「今日、初めて聞いたんです」

そしたらマレーシアの先生が
言いました。

「俺もそうだ!」

おいおいアンタもか !
と思いましたが、あの
熱心さには頭がさがります。

モチベーションが少し
上がった1日でした。
 
2008.7.12[Sat]
きょうから勉強です。

会場となる台北医学大学の前で
写真を撮りました。
ちょっと暑いです。

講演会には周辺の国々からも
Drがやってきています。
隣にすわっった方はマレーシア
の先生で休み時間になると
英語で話しかけてくれるのですが
ところどころしか理解できず
かろうじて、会話が成立する
レベルで
もう少し英語を勉強しなくちゃと
思いました。
でも、ちょっとモチベーションが
上がりました。

台北の街は活気にあふれていて
台湾の人々のパワーを感じます。

私も負けないように
勉強してきます。
 
(2008.7.11[Fri])
ニューヨーク大学の
インプラントコースの
カリキュラムで台北に来ました

今回はニューヨーク大学の
カリスマ教授である
デニス・ターナー先生の
2日間のレクチャーがあります。

ニューヨーク大学のコースを
申し込んだ最大の理由が
このターナー先生のレクチャー
を受けることだったので
今からわくわくしています。

台北は成田から3時間半です
考えてみれば沖縄のすぐ先
ですから、案外近いですよね。
時差も1時間ですし
体は楽です。

いま外は雨です
きょうの夜は近場で食事ですね
 
(2008.7.10[Thu])
笑気麻酔器

です。
主にインプラントの手術時に
使用します。
この器械はセキムラという会社
から発売されているものですが
笑気の濃度が30%までの
モデルと70%まで上げられる
モデルがあり、この器械は
70%まで濃くできるモデルです

ただ通常使用では30%で十分
なのでですが、たまに麻酔が
効きにくいときは、濃い目の
笑気が使えますので、
本当に助かります。

また笑気を使った鎮静法は
笑気を切ると、すぐに覚め
ますので、使いやすい方法です

ところで、明日から月曜日まで
ニューヨーク大学のカリキュラム
で台湾に行く予定です。
そのため、ブログの更新が
遅れるか、またはできない
可能性があります。
よろしくお願いいたします

もし更新できそうであれば
現地レポート(笑)を
お伝えします。
 
(2008.7.9[Wed])
生体情報モニター

というものです。

インプラントの手術時に使用
する器械です。
血圧、脈拍、酸素飽和度、呼吸数
に加え、この器械では
心電図もモニターできます。
通常は血圧、酸素飽和度を
主にモニターします。

血圧は皆さんお分かりでしょうが
酸素飽和度は耳なれないと
思います。
血中に酸素がどれくらいあるか
示す数値です。
これによって呼吸の状態が把握
できます。
通常はルームエアー(普通の
空気の状態です)で
98ぐらい、お年寄りで
呼吸の状態があまりよくないとき
は95くらいに落ちるときも
あります
これを測る機械のことを
パルスオキシメーターといいます

手術には必ず必要な器械の
ひとつです。
 
(2008.7.8[Tue])
ちょっと尻切れのシーズン2から
唐突ですがシーズン3突入
しちゃいます。

インプランター

というインプラントをドリルする
専用のエンジンです。
この、インプランターNeo
という商品ですが、安くて
使いやすい、とてもいい器械です

今は、この上級バージョンがあり
ライト付きのハンドピースが
装着できます。

ちょっと欲しいです
というかかなり欲しい!
 
(2008.7.7[Mon])
しました。

壁紙を変えました。
どうでしょう?

せっかく変えるなら大胆にと
思い、シックな感じを
狙ってみました。

ぜひ、来院して確かめて
ください。
 
2008.7.6[Sun]
舌小帯というヒダの切除

にもレーザーはとても有効です

この症例ではエルビウムを
使っていますが、
今なら炭酸ガスレーザーで
切除すると思います。

舌は血管が多いので
止血作用に優れる
炭酸ガスレーザーのほうが
使いやすいですね。
 
2008.7.5[Sat]
レーザー関係でシーズン2を
乗り切ろうと思っていたの
ですが、
器械の紹介もいい加減ネタが
なくなってきたので、
少し症例をご紹介したいと
思います。

この症例は唇に腫れ物が
あります。
これは大体が粘液のう胞
という物で、唇にある
小唾液腺(唾液を作っている
ところ)から管が唇の表面に
出ていますが、そこが詰まって
しまうことが原因です。

この粘液のう胞はレーザーを
買う前はメスで切って、
それから糸で縫ってと
けっこう時間がかかりましたが
レーザーがきてからは、
ものの1分くらいで終了します

こういう症例はレーザーの
もっとも得意とするところ
ですね。
 
(2008.7.4[Fri])
4種類のレーザーの比較

です。
それぞれ同じ深さで切れるように
パワーを調整して比較した写真
です。
左の二つは表面吸収型レーザー
右の二つは組織透過型レーザーに
分類されます。

一言でレーザーといっても
結構違いがあるもので
値段も200万円以下から
1000円超えるものまで
ありますので
買うときはしっかり吟味
しないとただのオブジェに
なってしまいます。

*写真は日本歯科評論より
引用しました。
 
(2008.7.3[Thu])
さてこれまで3種類の波長の
レーザーを紹介してきました
最後の波長のレーザーは

Nd・ヤグレーザーです。

このレーザーは少し使い方が
難しいレーザーでレーザーメス
として使うには加工ポットという
ものでチップ先端を加工しないと
ぜんぜん切れません。

また組織透過性があり
レーザー光が深く入るので
コントロールが難しいレーザー
です。

しかしこのレーザーは、金属に
反応するので溶接や溶解が
できます。
そのためレーザー溶接機には
このレーザーが使用されます。
 
(2008.7.2[Wed])
パナソニックの炭酸ガスレーザー

です。

昨日に引き続き炭酸ガス
つながりで紹介しましょう・

このレーザーの特徴は
内臓バッテリーにより
コードレス環境を実現しています
これはコンパクトな診療室では
コードが邪魔にならず便利です。

あとシグマモードという
照射面が炭化しない(焦げない)
モードがありますが
効果は???
よくわかりませんでした。

難点はガイドビームが
出ないこと。
パナソニックの技術者は
接触照射で使う前提だから
いらないと主張しているみたい
ですが、あまり現場のことを
わかっていないのかなと
おもいます。

このレーザーはパナソニックが
売っています。
営業さんつらいね!
 
(2008.7.1[Tue])
オペレーザーのガイドビーム

は緑色です。

さて昨日紹介したオペレーザー
ですがレーザー光が当たる
目安としてガイドビーム
(エイミングビームとも
言います)
が緑色しているのですが
これが結構見やすくて
良いんです。

ほかのガイドビームは赤色で
歯肉がピンク色なので
色が重なり使いづらいことが
あります。

このレーザーはよく考えられて
いるなと思います。
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